鍬ができるまで
「谷が変われば形も変わる」と言われるほど鍬は地方性の強い物です。昔は集落毎に鍛冶屋さんがあり、その土地の地質や作物に合わせた鍬を製造していました。
当社は丹後地方から島根県まで各地方に向けた鍬を出荷しております。プロの営農家はその土地の鍬に合わせた体の使い方が身についているので、伝統的な型や角度の鍬でないと使いにくいと言われます。
作業内容や体格によって使いやすい角度や柄の長さがありますので、お客様お一人おひとりに合わせた鍬を提案させていただきます。ご希望をお聞かせください。
地域 | 型 | 角度 | 柄の長さ | 柄の形状 |
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弓ヶ浜 | 伯耆丹後 | 51° | 4.0尺 | 割り柄 |
米子・西伯・日野 | 伯耆丹後 | 63° | 4.0尺 | 割り柄 |
琴浦・中山・名和 | 伯耆丹後 | 63° | 4.5尺 | 割り柄 |
倉吉・北栄・湯梨浜 | 伯耆丹後 | 58° | 4.5尺 | 割り柄 |
青谷・気高 | 伯耆丹後 | 56° | 4.5尺 | 割り柄 |
鳥取・八頭 | 因幡 | 51° | 4.5尺 | 丸柄 |
鳥取・八頭・若桜 | 因幡 | 53° | 4.5尺 | 丸柄 |
佐治・用瀬・智頭 | 因幡 | 53° | 4.5尺 | 割り柄 |
若桜 | 因幡 | 55° | 4.5尺 | 丸柄 |